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『Portal』シリーズでは、[[Aperture Science/ja|Aperture Science]] に囚われた若い女性[[Chell/ja|Chell]](チェル)を操作することになります。チェルは[[GLaDOS/ja|GLaDOS]](グラドス)の設計した[[Test Chamber/ja|チェンバー]]の中で強制的に様々な難易度のテストを解かされます。Aperture Science が開発した機器の一部で、チェルが通るのに十分な大きさの[[portals/ja|ポータル]]を生成することが出来る[[Handheld Portal Device/ja|携帯ポータル装置]](一般にポータルガンと呼ばれる)をゲーム序盤で彼女は使用することが出来るようになります。ポータルは相互間のゲートとして作用し、これによって素早く長距離を移動したり通常では到達できない場所に行けるようになります。 | |||
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『Portal: Still Alive』 は 『Portal』 の 『XBOX Live Arcade』版であり、『[[Portal: The Flash Version]]』に触発されて生まれたより難易度の高い新しいチェンバーが追加されています。ストーリーの追加はありません。このゲームは匿名のValve開発者によって確認されているため非公式のものとなります。 | |||
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公式コミック『Lab Rat』は | 公式コミック『Lab Rat』は 『Portal』と 『Portal 2』 の間の空白を埋めるストーリーです。このコミックによって Aperture Science 社の [[Doug Rattmann/ja|Doug Rattmann]](ダグ・ラットマン)という研究員の存在が明らかになります。{{Spoiler|この研究員はGLaDOSの初めての稼働日「娘を職場に連れてくる日」にて、GLaDOSによる神経毒の攻撃を生き延びました。GLaDOSは自我を持ち始め施設のロックダウンを開始して、神経毒でほとんどの科学者を殺してしまいました。}} | ||
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パート1では [[Aperture Science/ja|Enrichment Center]] にてダグ・ラットマンが[[Chell/ja|チェル]] | パート1では [[Aperture Science/ja|Enrichment Center]] にてダグ・ラットマンが[[Chell/ja|チェル]]を追跡している様子が描かれています。ダグ・ラットマンは現実や感情についての独り言が多い人物で、精神病を患っています。また彼は統合失調症の為[[Wikipedia:Ziprasidone|ジプラシドン薬]]{{lang icon|en}}を手放せません。物語を通して彼は常に[[Weighted Companion Cube/ja|コンパニオンキューブ]]を背負って運んでおり、コンパニオンキューブからの呼びかけやアドバイスが彼には聞こえるようです。メインストーリーはGLaDOSがまだ開発段階にある時期のフラッシュバックも交えて描かれており、ダグ・ラットマンがプロジェクトに関わっていたことが読み取れます。 | ||
チェルを発見して間もなく薬をしばらく服用していなかったことに彼は気づき、コンパニオンキューブの助言に従わず最後の2錠を服用してしまいます。その際に最初のフラッシュバックが思い出されます。それは若いころのラットマンが同僚2人の「身元不明の人間に怪しまれることの無いようカメラ内にカメラを仕掛けた」という会話 | |||
を小耳に挟んだ時のものです。彼が施設内を駆け回って新たな壁画を描いている間にチェルは[[Portal Test Chamber 19/ja|テストチェンバー19]]まで到達し、{{Spoiler|GLaDOSの部屋に辿り着き彼女を破壊しました。}} | |||
そして次はGLaDOSの部屋でのフラッシュバックが思い出されます。それはラットマンと彼の同僚[[Henry/ja|ヘンリー]]が仕事をしている光景でした。ヘンリーはGLaDOSの破壊方法を[[Wikipedia:ja:アルベルト・アインシュタイン|アインシュタイン]]による[[Wikipedia:ja:一般相対性理論|相対性理論]]の発見、また[[Wikipedia:ja:アメリカ航空宇宙局|NASA]]による[[Wikipedia:ja:月|月面着陸]]になぞらえて話をしています。ですがラットマンはGLaDOSの信頼性について疑問を述べました。なぜなら {{Spoiler|GLaDOSは電源を入れた途端に研究員を皆殺しにしようとするからです。}} | そして次はGLaDOSの部屋でのフラッシュバックが思い出されます。それはラットマンと彼の同僚[[Henry/ja|ヘンリー]]が仕事をしている光景でした。ヘンリーはGLaDOSの破壊方法を[[Wikipedia:ja:アルベルト・アインシュタイン|アインシュタイン]]による[[Wikipedia:ja:一般相対性理論|相対性理論]]の発見、また[[Wikipedia:ja:アメリカ航空宇宙局|NASA]]による[[Wikipedia:ja:月|月面着陸]]になぞらえて話をしています。ですがラットマンはGLaDOSの信頼性について疑問を述べました。なぜなら {{Spoiler|GLaDOSは電源を入れた途端に研究員を皆殺しにしようとするからです。}} | ||
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ここで入る3度目のフラッシュバックは、ヘンリーがラットマンに新発明の[[Morality Core/ja|道徳心コア]]を見せている場面です。このコアは{{Spoiler|GLaDOSの殺戮衝動を冷ますために開発された物でした。}} | ここで入る3度目のフラッシュバックは、ヘンリーがラットマンに新発明の[[Morality Core/ja|道徳心コア]]を見せている場面です。このコアは{{Spoiler|GLaDOSの殺戮衝動を冷ますために開発された物でした。}} | ||
再び現実に戻ったラットマンに「今のうちに逃げましょう」とコンパニオンキューブが注意します。しかし彼は全ての責任が自分にあると思っており、逃走よりも{{Spoiler|施設に戻ってチェルを救うことを選びました。}} | |||
=== Part 2 === | === Part 2 === | ||
パート2は施設の中を横切るラットマンの描写から始まります。コンパニオンキューブが「(パート1で服用した)薬が効いてきた」と彼に伝え、キューブの声はだんだん遠のいて行きます。 | パート2は施設の中を横切るラットマンの描写から始まります。コンパニオンキューブが「(パート1で服用した)薬が効いてきた」と彼に伝え、キューブの声はだんだん遠のいて行きます。 | ||
{{Spoiler|そしてラットマンは[[Extended Relaxation Center/ja|リラクゼーションセンター]] | {{Spoiler|そしてラットマンは[[Extended Relaxation Center/ja|リラクゼーションセンター]]内のコールドスリープ室に居るチェルを発見します。どうやらパーティーエスコートロボが彼女をここに連れてきたようです。彼はコールドスリーブ制御装置を動かしてチェルを助からせようと考えましたが、制御装置までの道をタレットが塞いでいました。壁に設置されているパネルを見つけましたが、GLaDOSを破壊したことによる爆風で主電力グリッドが吹き飛ばされてしまい、チェルの寝ている部屋を含む全てのコールドスリープ室がオフラインになっていました。ラットマンは意を決してタレット達の前を走り抜けようとしますが脚を撃たれてしまいます。}} | ||
ここで再び入るフラッシュバックは{{Spoiler|GLaDOSが Enrichment Center内を神経毒で充満させた時のものです}}。{{Spoiler|唯一の生存者}}となってしまったラットマンがメインのテスト施設からの脱出を図る際、GLaDOSが彼の持つ統合失調症について愚弄してきます。GLaDOSがラットマンをなじり続け巧みに操ろうとしている最中、彼は{{Spoiler|なんとかしてファイル保管室に辿り着きチェルのファイルを見つけます。そして彼女こそが "The one"(最後の砦)だと見なし、彼女を被験者リストの1番上に移動しました。}} | ここで再び入るフラッシュバックは{{Spoiler|GLaDOSが Enrichment Center内を神経毒で充満させた時のものです}}。{{Spoiler|唯一の生存者}}となってしまったラットマンがメインのテスト施設からの脱出を図る際、GLaDOSが彼の持つ統合失調症について愚弄してきます。GLaDOSがラットマンをなじり続け巧みに操ろうとしている最中、彼は{{Spoiler|なんとかしてファイル保管室に辿り着きチェルのファイルを見つけます。そして彼女こそが "The one"(最後の砦)だと見なし、彼女を被験者リストの1番上に移動しました。}} | ||
そしてまた現実に戻り、タレットの攻撃を受け床に倒れたラットマンはコンパニオンキューブに手を伸ばしますが、意識を失ってしまいます。 | |||
再びフラッシュバックが映し出されます。それはヘンリーとGLaDOSの会話を聞いている場面でした。会話の中でGLaDOSは、{{Spoiler|[[Morality Core/ja|道徳心コア]]を装着されて以降すっかり殺戮に興味がなくなった}}ので、『娘を職場に連れてくる日』にてぜひ「[[Wikipedia:ja:シュレーディンガーの猫|シュレーディンガーの猫]]」の実験を実施したい、と申し出ます。更に彼女は、実験のためにほんの少しばかりの[[neurotoxin/ja|神経毒]]が必要だとヘンリーに尋ねますが、{{Spoiler|彼女の悪巧みに気付けなかった}}ヘンリーは「科学の為なら」とそれを承諾してしまいます。{{Spoiler|これをきっかけに研究員たちの運命が決まってしまいました。}} | |||
ラットマンが意識を取り戻すと薬の効果が無くなっていました。再びラットマンに話しかけてくるようになったコンパニオンキューブは{{Spoiler|「なぜチェルが最後の砦なのか、それをどうやって確信したのか」}}と尋ねてきますがラットマンの判断は単なる直感だったようです。そうするとキューブは彼に{{Spoiler|「冷凍ユニットにパッチを当てれば、チェルの生命活動を再開できるかもしれない」とアドバイスします。ラットマンはこれをやり遂げましたが、チェルは「誰かが箱を開けるその時まで、生と死が重なり合った状態」で永遠に眠り続けることになります。}} | |||
疲れ果てたラットマンは[[Relaxation Vault/ja|リラックスルーム]]内のベッドに潜り込み、おそらく眠ってしまったと思われます。のちに Valve社は{{Spoiler|『Portal2』のストーリーが始まるだいぶ前にラットマンはとっくに死亡していたという事を明らかにしました(要出典)。床の上にはチェルのデータが散乱しており「頑固さが異常であり、決して諦めることがない。絶対に。」という異常値の特性と、それゆえに「テスト不要」であるという内容が書いてあるのでした。}} | |||
== Portal 2 == | == Portal 2 == |
Revision as of 01:07, 3 December 2021
“これは単なる思考実験です。あなたがこの無意味な設計図に気を取られ、どれだけの時間を無駄にするかを計測します。目標時間は、0 秒です。” この記事はネタバレを多く含んでいます。 各記事の上部にあるネタバレ(Spoilers)タブで、ネタバレ要素の表示、非表示を切り替えることができます。 |
“Estás usando este software de traducción de forma incorrecta. Por favor, consulta el manual. - Wheatley” This page is in the process of being translated into Japanese. If you can speak Japanese, post on the talk page or speak to those who have contributed to the page (by viewing the page history). |
『Portal』シリーズでは、Aperture Science に囚われた若い女性Chell(チェル)を操作することになります。チェルはGLaDOS(グラドス)の設計したチェンバーの中で強制的に様々な難易度のテストを解かされます。Aperture Science が開発した機器の一部で、チェルが通るのに十分な大きさのポータルを生成することが出来る携帯ポータル装置(一般にポータルガンと呼ばれる)をゲーム序盤で彼女は使用することが出来るようになります。ポータルは相互間のゲートとして作用し、これによって素早く長距離を移動したり通常では到達できない場所に行けるようになります。
Portal
『Portal』にはパズルパートと脱出パートがあります。
Act 1: The Test Chambers(パズルパート)
ゲームはChellがリラックスルームから目覚め、GLaDOSから説明を受けるところから始まります。プレイヤーはテストに参加させられ、その後まもなく携帯ポータル装置を入手します。チェルがテストチェンバーを進むほどに、この施設に人間はおらず、GLaDOSがその歪んだ"科学"のためにチェルをテストしていることが明らかになります。施設中の至る所に隠された"巣"があり、そこにはGLaDOSについて警告する謎の人物による奇妙な走り書きがあります。チェルにやる気を出してもらうためにGLaDOSはテスト終了後にケーキを与えると約束をし、テストは更に複雑になっていきます。チェルがテストを終え、GLaDOSにとって価値が無くなるとき、GLaDOSはチェルを焼却炉に下ろし殺そうとします。素早い判断で、チェルは燃やされる運命からポータルガンを使い脱出します。そしてメンテナンスシャフトから施設の内側へと進んでいきます。
Act 2: The Escape(脱出パート)
チェルが施設の中を逃げ回っている間、GLaDOSは "ケーキやパーティーの約束がある"、"殺人未遂だなんて誤解" などと誘惑、主張してチェルを再度捕えようとします。その試みが無駄だと理解すると、チェルがGLaDOSを破壊しようとしている間、GLaDOSはチェルをなじる方向に切り替えます。やがてGLaDOSの部屋に辿り着いたチェルは、邪悪なAIの真の姿を目の当たりにし、GLaDOSが施設内の人間を全員「神経毒」で殺していたことを知ります。GLaDOSはチェルを彼らと同じ方法で殺そうとしてきます。ポータルガンを使い、GLaDOSの 人格コアを緊急知能焼却炉に入れて処分することでチェルはGLaDOSを倒しますが、施設の大爆発で空いた天井の穴によってGLaDOSと一緒に地上へ飛び出してしまいます。チェルが目覚めるとそこは施設の駐車場で、周囲にGLaDOSの残骸が転がっている光景を目にします。 2010年3月3日のパッチによって、パーティーエスコートロボによってチェルが施設に引き戻されるという、公式コミック『Portal 2: Lab Rat』に関連したエンディングへと変更されました。
Portal: Still Alive
『Portal: Still Alive』 は 『Portal』 の 『XBOX Live Arcade』版であり、『Portal: The Flash Version』に触発されて生まれたより難易度の高い新しいチェンバーが追加されています。ストーリーの追加はありません。このゲームは匿名のValve開発者によって確認されているため非公式のものとなります。
Portal 2: Lab Rat
公式コミック『Lab Rat』は 『Portal』と 『Portal 2』 の間の空白を埋めるストーリーです。このコミックによって Aperture Science 社の Doug Rattmann(ダグ・ラットマン)という研究員の存在が明らかになります。この研究員はGLaDOSの初めての稼働日「娘を職場に連れてくる日」にて、GLaDOSによる神経毒の攻撃を生き延びました。GLaDOSは自我を持ち始め施設のロックダウンを開始して、神経毒でほとんどの科学者を殺してしまいました。
Part 1
パート1では Enrichment Center にてダグ・ラットマンがチェルを追跡している様子が描かれています。ダグ・ラットマンは現実や感情についての独り言が多い人物で、精神病を患っています。また彼は統合失調症の為ジプラシドン薬(英語)を手放せません。物語を通して彼は常にコンパニオンキューブを背負って運んでおり、コンパニオンキューブからの呼びかけやアドバイスが彼には聞こえるようです。メインストーリーはGLaDOSがまだ開発段階にある時期のフラッシュバックも交えて描かれており、ダグ・ラットマンがプロジェクトに関わっていたことが読み取れます。
チェルを発見して間もなく薬をしばらく服用していなかったことに彼は気づき、コンパニオンキューブの助言に従わず最後の2錠を服用してしまいます。その際に最初のフラッシュバックが思い出されます。それは若いころのラットマンが同僚2人の「身元不明の人間に怪しまれることの無いようカメラ内にカメラを仕掛けた」という会話 を小耳に挟んだ時のものです。彼が施設内を駆け回って新たな壁画を描いている間にチェルはテストチェンバー19まで到達し、GLaDOSの部屋に辿り着き彼女を破壊しました。
そして次はGLaDOSの部屋でのフラッシュバックが思い出されます。それはラットマンと彼の同僚ヘンリーが仕事をしている光景でした。ヘンリーはGLaDOSの破壊方法をアインシュタインによる相対性理論の発見、またNASAによる月面着陸になぞらえて話をしています。ですがラットマンはGLaDOSの信頼性について疑問を述べました。なぜなら GLaDOSは電源を入れた途端に研究員を皆殺しにしようとするからです。
現実に戻ったラットマンがチェルを探しに地上へ出ると、チェルは今まさにパーティーエスコートロボによって施設に引き戻されていました。
ここで入る3度目のフラッシュバックは、ヘンリーがラットマンに新発明の道徳心コアを見せている場面です。このコアはGLaDOSの殺戮衝動を冷ますために開発された物でした。
再び現実に戻ったラットマンに「今のうちに逃げましょう」とコンパニオンキューブが注意します。しかし彼は全ての責任が自分にあると思っており、逃走よりも施設に戻ってチェルを救うことを選びました。
Part 2
パート2は施設の中を横切るラットマンの描写から始まります。コンパニオンキューブが「(パート1で服用した)薬が効いてきた」と彼に伝え、キューブの声はだんだん遠のいて行きます。 そしてラットマンはリラクゼーションセンター内のコールドスリープ室に居るチェルを発見します。どうやらパーティーエスコートロボが彼女をここに連れてきたようです。彼はコールドスリーブ制御装置を動かしてチェルを助からせようと考えましたが、制御装置までの道をタレットが塞いでいました。壁に設置されているパネルを見つけましたが、GLaDOSを破壊したことによる爆風で主電力グリッドが吹き飛ばされてしまい、チェルの寝ている部屋を含む全てのコールドスリープ室がオフラインになっていました。ラットマンは意を決してタレット達の前を走り抜けようとしますが脚を撃たれてしまいます。
ここで再び入るフラッシュバックはGLaDOSが Enrichment Center内を神経毒で充満させた時のものです。唯一の生存者となってしまったラットマンがメインのテスト施設からの脱出を図る際、GLaDOSが彼の持つ統合失調症について愚弄してきます。GLaDOSがラットマンをなじり続け巧みに操ろうとしている最中、彼はなんとかしてファイル保管室に辿り着きチェルのファイルを見つけます。そして彼女こそが "The one"(最後の砦)だと見なし、彼女を被験者リストの1番上に移動しました。
そしてまた現実に戻り、タレットの攻撃を受け床に倒れたラットマンはコンパニオンキューブに手を伸ばしますが、意識を失ってしまいます。
再びフラッシュバックが映し出されます。それはヘンリーとGLaDOSの会話を聞いている場面でした。会話の中でGLaDOSは、道徳心コアを装着されて以降すっかり殺戮に興味がなくなったので、『娘を職場に連れてくる日』にてぜひ「シュレーディンガーの猫」の実験を実施したい、と申し出ます。更に彼女は、実験のためにほんの少しばかりの神経毒が必要だとヘンリーに尋ねますが、彼女の悪巧みに気付けなかったヘンリーは「科学の為なら」とそれを承諾してしまいます。これをきっかけに研究員たちの運命が決まってしまいました。
ラットマンが意識を取り戻すと薬の効果が無くなっていました。再びラットマンに話しかけてくるようになったコンパニオンキューブは「なぜチェルが最後の砦なのか、それをどうやって確信したのか」と尋ねてきますがラットマンの判断は単なる直感だったようです。そうするとキューブは彼に「冷凍ユニットにパッチを当てれば、チェルの生命活動を再開できるかもしれない」とアドバイスします。ラットマンはこれをやり遂げましたが、チェルは「誰かが箱を開けるその時まで、生と死が重なり合った状態」で永遠に眠り続けることになります。
疲れ果てたラットマンはリラックスルーム内のベッドに潜り込み、おそらく眠ってしまったと思われます。のちに Valve社は『Portal2』のストーリーが始まるだいぶ前にラットマンはとっくに死亡していたという事を明らかにしました(要出典)。床の上にはチェルのデータが散乱しており「頑固さが異常であり、決して諦めることがない。絶対に。」という異常値の特性と、それゆえに「テスト不要」であるという内容が書いてあるのでした。
Portal 2
Single-player
Chapter 1: The Courtesy Call (Act 1)\Chapter 2: The Cold Boot (Act 2)
Following the events of Portal 2: Lab Rat, Chell is awoken 50 days later in her relaxation chamber, which has the appearance of a motel room, for a 'mandatory physical and mental wellness exercise'. After a brief 'exercise', Chell returns to her sleep. She is awoken an undetermined amount of time later (a pre-recorded message says "Hello, you have been in suspension for - NINE NINE NINE NINE NINE NINE NI-"), to the room intercom warning of an imminent core explosion. Her room is in a state of disrepair, and soon, an unfamiliar voice greets her. Upon opening the door she finds herself face to face with a more modern-looking Personality Core whose name is later revealed to be Wheatley, the jovial AI in charge of the test subjects storage facility. After warning Chell of the likelihood of her having serious brain damage, Wheatley moves her relaxation chamber through the storage facility, crashing several times and largely destroying the room in the process, all the while ranting about the huge responsibility of taking care of the test subjects. After successfully navigating the room to the main testing facility, Wheatley instructs Chell to go retrieve a "gun that makes holes," as it will be needed for their escape from the facility. Upon successfully acquiring the device, Wheatley and Chell make their way to GLaDOS' chamber where Wheatley claims an escape pod to the surface is located. They find the chamber partially destroyed, with overgrown wildlife everywhere, and in the middle of the chamber lies the lifeless body of GLaDOS. After reaching the breaker room under the chamber, Wheatley attempts to find the breaker for the lift. In the process, he inadvertently reboots GLaDOS. Bitter at the cause of her death, she crushes Wheatley and tosses him away before dropping Chell into the Emergency Intelligence Incinerator, into the incinerator room. GLaDOS instructs Chell to retrieve the Dual-Portal Device, before guiding her back into the facility's test chambers by navigating backward through Test Chamber 19. Fixing the broken down facility while Chell is once again put through testing, GLaDOS, bitter at her murder, informs Chell that her black box forced her to relive her own murder again and again forever.
Map Names
It is recommended to look at the official maps to see exactly how this style is executed.
In alphabetical order, the maps in the single player campaign that use this style are:
The Courtesy Call (Act 1)
- sp_a1_intro1.bsp
- sp_a1_intro2.bsp
- sp_a1_intro3.bsp
- sp_a1_intro4.bsp
- sp_a1_intro5.bsp
- sp_a1_intro6.bsp
- sp_a1_intro7.bsp
- sp_a1_wakeup.bsp
The Cold Boot (Act 2)
- sp_a2_catapult_intro.bsp
- sp_a2_dual_lasers.bsp
- sp_a2_fizzler_intro.bsp
- sp_a2_intro.bsp
- sp_a2_laser_intro.bsp
- sp_a2_laser_over_goo.bsp
- sp_a2_laser_stairs.bsp
- sp_a2_pit_flings.bsp
- sp_a2_trust_fling.bsp
Chapter 3: The Return / Chapter 4: The Surprise
When GLaDOS isn't watching, Wheatley pops out from behind a test chamber wall and reveals he survived their encounter with GLaDOS. He asks Chell to play along with the testing until he figures out a way for them to escape. GLaDOS' taunts become more vindictive, at one point pretending to reunite the 'orphan' Chell with her family. It becomes clear that Chell does not have much time left, as GLaDOS insinuates her usefulness is coming to an end. While in a test chamber, the power is cut out and Wheatley reveals himself from behind a wall panel, under the false impression GLaDOS cannot detect him. When she does, he and Chell make a run for it through the inner facility with GLaDOS attempting to halt their progress.
Map Names
The Return
- sp_a2_bridge_intro.bsp
- sp_a2_bridge_the_gap.bsp
- sp_a2_laser_vs_turret.bsp
- sp_a2_laser_relays.bsp
- sp_a2_pull_the_rug.bsp
- sp_a2_richocet.bsp
- sp_a2_sphere_peek.bsp
- sp_a2_turret_blocker.bsp
- sp_a2_turret_intro.bsp
The Surprise
- sp_a2_bts1.bsp
- sp_a2_bts2.bsp
- sp_a2_column_blocker.bsp
- sp_a2_laser_chaining.bsp
- sp_a2_triple_laser.bsp
Chapter 5: The Escape
Along the way, they pass a 'potato power' exhibition, held on the ill-fated 'Bring Your Daughter to Work Day. While making their way through the Turret production facility, Wheatley reveals he plans to sabotage the Turrets and neurotoxin supply so that when they face GLaDOS she will be unarmed. They successfully carry out their plan by replacing the master Turret template with a Defective Turret and using portals to redirect a Thermal Discouragement Beam to cut off the neurotoxin supply lines. Hopeful, they make their way to GLaDOS' chamber once again for a showdown. GLaDOS, once again, attempts to kill Chell but is unsuccessful due to Wheatley's and Chell's sabotage. It is at this point that the Announcer informs them that the central core, GLaDOS, is 80% corrupt and because Wheatley is present, a core transfer is initialized. This requires both cores' approval, and when GLaDOS objects, a stalemate is reached. The Announcer informs them that a stalemate associate is required to press a stalemate resolution button for the core transfer to occur. GLaDOS desperately attempts to block Chell from doing so but is unsuccessful, and the core transfer occurs. Wheatley is transferred into GLaDOS' body and she is removed from power. In a jubilant mood, Wheatley sends Chell on her way to the surface. He begins laughing, but it becomes unusually powerful for Wheatley. He lowers Chell back down, going on about how he did it. GLaDOS taunts him, telling him that Chell did all the work, and in a fit of rage, he takes her core apart and places her in a potato battery. He tells Chell that he is the boss now and that she can no longer order him around. PotatOS is then shown off; Wheatley's attempt is to humiliate her. It is at this point GLaDOS reveals that Wheatley was designed to be a moron, in order to dampen GLaDOS' brainpower so that she wouldn't attempt to murder everyone in the facility. Angered by this revelation, Wheatley throws her in the lift with Chell and in a fit of rage smashes the lift downwards, where the lift floor collapses, and they fall into the depths of the facility.
Map Names
The Escape
- sp_a2_bts3.bsp
- sp_a2_bts4.bsp
- sp_a2_bts5.bsp
- sp_a2_bts6.bsp
- sp_a2_core.bsp
Chapter 6: The Fall (Act 3) \ Chapter 7: The Reunion
Falling several miles down, Chell awakens to find herself in the very bowels of Aperture and the ruins of the old facility. She witnesses the potato GLaDOS being abducted by a bird before making her way through the ruins and entering through a closed-off area to find the old Aperture Science facility. A voice recording plays, welcoming the visitor to Aperture. The speaker introduces himself as Cave Johnson, founder and CEO of Aperture, and introduces his secretary, Caroline. As Chell makes her way through the old facility via enrichment spheres, Cave Johnson guides the player through the tests while gradually revealing the history behind Aperture. It is discovered that Cave Johnson founded the company in the 1950s as a curtain manufacturer, becoming a self-made billionaire, before expanding into a science research company. He built the facility in large salt mines beneath Michigan with the intention of competing with Black Mesa. In between lawsuits against his company for various mishaps and his personal rivalry with Black Mesa, who he claims stole much of his company's research, He built the facility in large salt mines beneath Michigan with the intention of competing with Black Mesa, Cave slowly runs the company into the ground.
It is revealed that in a misguided move in the 1980s, Cave bought $70 million worth of moon rocks to grind up. The resulting gel was toxic, and Cave Johnson falls gravely ill. Chell is reunited with the potato GLaDOS, found in a bird's nest, and GLaDOS insists they need to stop the corrupted Wheatley before his actions cause the destruction of the facility. While traveling with Chell, GLaDOS comes across a portrait of Cave Johnson and Caroline, whom she finds vaguely familiar. She then finds herself unwittingly parroting a conversation between Caroline and Cave Johnson. Highly stressed, she manages to overload her battery and shuts it off temporarily. Cave Johnson's voice on the recordings now sounds frail and it is clear his health is quickly deteriorating. In a last-ditch attempt to survive, he instructs his engineers to start research into artificial intelligence, so that his mind can be transferred into a computer. Angry at the state of affairs, he instructs his employees that if he dies before the AI is complete, Caroline is to take charge of the facility, against her wishes. He also informs them that she can take his place in the AI. No more recordings are made, but it becomes clear that Caroline's mind was inserted into the AI, and is now a part of GLaDOS. Learning this, GLaDOS' attitude slowly changes. She begins praising Chell's progress and claims to have turned a new leaf. While making their way back up to the facility, GLaDOS observes a poster about robot paradoxes and comes up with a plan to stop Wheatley when they face him.
Map Names
The Fall
- sp_a3_00
- sp_a3_01
- sp_a3_03
- sp_a3_bomb_flings.bsp
- sp_a3_crazy_box.bsp
- sp_a3_jump_intro.bsp
- sp_a3_transition01.bsp
The Reunion
- sp_a3_end.bsp
- sp_a3_portal_intro.bsp
- sp_a3_speed_flings.bsp
- sp_a3_speed_ramp.bsp
Chapter 8: The Itch \ Chapter 9: The Part Where He Kills You (Act 4) \ Chapter 10: The Credits
Chell, and GLaDOS return to find the facility in chaos. Several core meltdowns are in progress while Wheatley has been busy modifying the test chambers to his liking, including constructing Frankenturrets - crudely made walking Turret/Weighted Storage Cube hybrids. They confront Wheatley and GLaDOS attempts to shut him down by presenting him with a logical paradox. It fails as he nonchalantly provides a false answer, apparently too stupid to understand it. The Frankenturrets, however, short-circuit, humorously indicating that they are smarter than Wheatley. Having Chell and GLaDOS back in his clutches, Wheatley forces them to carry out his tests, revealing the need to test is an 'itch' hardwired into the AI system. Initially, Wheatley is satisfied with the testing but soon the euphoria of watching Chell and GLaDOS being tested wears off, as he builds up a resistance to the euphoric response. Growing frustrated with them, Wheatley hints he has found other test subjects (Atlas and P-body) and that he has a 'surprise to die for' coming soon. He unleashes his surprise early when Chell steps on a booby-trapped Aerial Faith Plate, which transports Chell and GLaDOS to a platform surrounded by spiked crushing plates.
Escaping the trap, Chell and GLaDOS make their escape through the inner facility, avoiding Wheatley's attempts to kill them. They come across a room containing rejected corrupted cores and GLaDOS formulates a plan. She stays behind to carry it out while Chell makes her way to Wheatley's lair for the final confrontation, where he reveals the facility will self-destruct in six minutes. They do battle and during its course, Chell manages to attach 3 corrupted cores onto Wheatley. This results in a core corruption of 100% and the Announcer intervenes to initiate a core transfer. GLaDOS inserts herself as the substitute core and hurries Chell to press the stalemate resolution button. Wheatley, anticipating this outcome, has booby-trapped the button and it explodes as Chell attempts to press it. She survives the explosion, to the disdain of Wheatley. With the last of her strength, she grabs the Handheld Portal Device and shoots a portal at the Moon's surface. The resulting portals cause everything in the room to be sucked into the vacuum of space, including Chell, but she manages to hang on by grabbing hold of the panicking Wheatley. GLaDOS uses a mechanical arm to detach Wheatley from his body, who is then sucked into space and pulls Chell back through before closing the portal. Chell wakes up later to find a worried Atlas and P-body watching over her and GLaDOS back in her body and back in charge of the facility. She thanks Chell for helping her find the Caroline inside her, before promptly deleting all traces of her. She reveals she has become weary of trying to kill Chell, and that the best course of the solution is to give Chell what she wants: her freedom. She sends Chell on her way to the surface, where along the way she is serenaded by a Turret Opera. Reaching the top, a door opens, and Chell steps out into a picturesque sunny cornfield where the door promptly shuts behind her. Taking in her freedom, GLaDOS surprises Chell by throwing out the Weighted Companion Cube she incinerated in Portal and the door down to the facility is closed shut.
The game ends with a wistful Wheatley floating aimlessly in space, admitting if he was able to go back, he would say he was sorry.
Map Names
The Itch
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The Part Where He Kills You
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The Credits
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Co-op
The co-op campaign is set after the events of Portal 2's single-player campaign. In it, the two testing androids Atlas and P-Body of the Cooperative Testing Initiative carry out a series of tests in six different courses, each consisting of about eight or nine chambers. At the end of each course, GLaDOS sends the androids outside of the testing chambers and into the facility itself, claiming their help is needed to retrieve several Compact Discs "innocently" left lying around by the humans. In reality, she appears to be using the androids to help her gain control of the facility and gain information on "Area 219.32". After each out-of-chamber task, both androids are self-destructed and then reassembled in the Hub.
“I can't get over how small you are!” This article is a stub. As such, it is not complete. You can help Portal wiki by expanding it. |
Calibration Chamber
The initial cooperative course whose main purpose is to 'calibrate' Atlas and P-body for each other, as well as their own controls. During this course, GLaDOS implies the idea that most of this course is a competition of who is faster, as well as initiating her general attitude of creating friction between the two.
Course 1: Team Building
Course 2: Mass and Velocity
Course 3: Hard-Light Surfaces
Course 4: Excursion Funnels
Course 5: Mobility Gels
With the previous courses finished, GLaDOS can now access a vault in the lower levels which contains hundreds of human test subjects. She has determined that, given their inability to die, Atlas and P-body just aren't the same as human test subjects. They are sent to open the vault. These final chambers take elements from all the previous test courses while adding the Aperture Science Mobility Gels as an additional element. In particular, the creative use of Hard Light Bridges and Excursion Funnels in conjunction with the gels is a necessary aspect of completing the test. Upon reaching the vault, ATLAS and P-body open it by making similar gestures to the camera installed on the lock. GLaDOS claims to have more work for them as she destroys them. As the credits roll, GLaDOS scans the identities of the test subjects and makes remarks about them, both positive and negative, though in the end the comments are apparently all directed at one subject.
Course 6: Art Therapy
GLaDOS rebuilds Atlas and P-Body, claiming that 100,000 years have passed since the conclusion of the 'Mobility Gels' course. She also claims (unconvincingly) that all of the humans are still alive. She guides the two of them through a new set of courses (which are supposedly designed to be art exhibitions), though a number of mechanical failures occur, which GLaDOS attempts to cover up.
At the end of Chamber 4, the disassembly machinery fails, forcing ATLAS and P-body to make a detour through an incomplete test track. GLaDOS admits that she has been lying and reverses her original claim of the humans being fine, revealing that she has already killed them all during testing. She also comes clean that it has only been a week since the humans were "rescued," not 100,000 years.
GLaDOS believes that Chell has returned and has gained control of an old mainframe chassis, posing a threat to the facility. ATLAS and P-body spend the remaining chambers being "trained" as killing machines, though this merely involves solving further tests and being plied with generic insults. In the final chamber, GLaDOS informs the two that the reassembly machines have broken down and that if she doesn't regain control, their next deaths will be permanent.
The robots reach the chassis, but find that it is being controlled mindlessly by a crow nesting. Despite GLaDOS' calls for a retreat (due to her phobia of birds following her experiences as a potato), ATLAS gets the bird from the control panel and P-body manages to lock it out of the facility. GLaDOS then notices that the crow had been harboring three eggs, which she hatches in an "oviparous warming vault," planning to breed the chicks as "little killing machines". This reinforces speculation of using birds as test subjects as seen in Portal.
Trivia
- In order to flesh out the story in Portal 2, Valve originally intended to include an exhibition within the Aperture Science facility, one composed of different dioramas showcasing various aspects of the company and its philosophy. The dioramas were ultimately cut before the final release due to pacing issues and the Cave Johnson voice lines have replaced that level so the player can solve Test Chambers while also getting to know more about the old Aperture Science chambers and trivia.